ATRI -My Dear Moments-
音楽とかシナリオのテンポ感とか、ストーリーを追っててちょっと憂鬱な気持ちを引きずる感じ(個人的な感想です)とかサクラノ詩を思い出す。
(アトリちゃん可愛かったけど)果たして人間は心を(ヒューマノイドにそれを求める時と同じ基準を満たす形で)持っていると言えるのか?言えたとしてそれは何の意味があるのか?とか再考させられた。
自分たち人間は「心」を持っていて人間以外はそれを持っていない、みたいなのって何なんだろうね…
60年後の世界、老朽化したと言われるエデンのコンピューターでさえ先端的なUIを持っていたのにニュースはまだテレビかよと思ったのはそれに比べれば本当に些末な問題。
そしてアトリちゃんのキャラデザ最高すぎてあらゆる問題が(水菜萌が長山香奈に似てる、とかも)些末。
とはいえローファーの有無でのストーリー分岐で、気持ちの問題かもしれないけどもう少し靴があったから救われた感があってもよかったんじゃないかという期待はあった。
無感情期のアトリに心をえぐられた。BAD ENDの記憶喪失アトリよりも切ない。